
宇野内科医院について ABOUT US
専門性をいかしつつも、この地のかかりつけ医として地域に根差した医療を
宇野内科医院は、島根県隠岐郡隠岐の島町で1994年に開業し、父が長年にわたり地域に密着した医療を提供してきました。2020年より、現院長・宇野吾一が継承し、より幅広い診療を提供しています。
院長は、大学病院・県立中央病院で消化器内科医として研鑽を積み、消化器内科専門医・内視鏡専門医の資格を有しています。特に内視鏡診断・治療の専門家として、高度な技術を活かした内視鏡検査を行っています。一方で、隠岐病院で内科部長を務め、総合内科専門医として幅広い内科診療を経験してきました。そのため、当院では生活習慣病や呼吸器・循環器疾患など内科全般の診療も安心して受けていただけます。
最新の医学に基づいた診療を提供する一方で、「医学の正しさ」だけにこだわらず、患者様の想いや生活に寄り添う医療を心がけています。どんな小さな不安でも安心して相談できる、地域のかかりつけ医を目指します。

当院の特徴 FEATURES
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FEATURE01
地域に根ざした医院
宇野内科医院は、1994年に父が開業し、長年にわたり地域の皆さまの健康を支えてきました。2020年からは、現院長・宇野吾一がその志を受け継ぎ、診療を続けています。医院の建物は開業当初のままですが、清潔さを保ち、アットホームな雰囲気を大切にしています。
当院では、風邪や生活習慣病の管理から専門的な消化器診療、訪問診療まで幅広く対応。通院が難しい方にはご自宅での診察を行い、病気の管理や症状の緩和をサポートします。また、最期まで自宅で過ごしたいという希望を尊重し、看取りにも対応。ご本人とご家族が安心して過ごせるよう、寄り添った医療を提供しています。
地域の皆さまが安心して受診できる、頼れる「かかりつけ医」として、今後も誠実な医療を提供してまいります。 -
FEATURE02
消化器・内視鏡専門医による
診療院長は、大学病院や県立病院で消化器内科医として診療を行い、消化器内科専門医・内視鏡専門医の資格を取得しました。特に内視鏡検査と治療を専門とし、多くの患者さんの診療に携わってきた経験があります。当院では、胃カメラ・大腸カメラを用いた精密検査を行い、胃炎・胃潰瘍・大腸ポリープ・癌の早期発見に努めています。
内視鏡検査が苦手な方にも安心して受けていただけるよう、できるだけ負担の少ない方法で検査を実施。また、結果の説明を丁寧に行い、治療が必要な場合は適切な医療機関と連携を取ります。「早期発見・早期治療」が大切な消化器疾患だからこそ、専門性を活かし、正確な診断と適切な治療を提供してまいります。 -
FEATURE03
幅広い内科診療
当院では、消化器診療だけでなく、風邪・生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症)・呼吸器疾患・循環器疾患など、内科全般の診療を行っています。院長は、隠岐病院で内科部長を務めた経験があり、総合内科専門医として幅広い病気の診断・治療に対応可能です。
また、最新の医学的根拠(エビデンス)に基づいた診療を提供しながらも、患者様一人ひとりの生活背景や気持ちに寄り添うことを大切にしています。病気だけでなく、患者様ご自身の「不安」や「悩み」にもしっかり向き合い、最適な治療を一緒に考えます。
さらに、当院で対応できない疾患については、隠岐病院をはじめ、松江日赤、県立中央病院、島根大学などの専門医療機関と連携し、必要な治療へスムーズにつなげます。
院長のあいさつ MESSAGE

皆様こんにちは。宇野内科医院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。院長の宇野吾一です。
当院は1994年、私が高校生の頃に父が開業しました。地域に根差し、優しく丁寧な診療を続け、多くの皆様に愛されてきた医院だと自負しています。幼い頃からそんな父の姿を見て育ち、自然と医師を志すようになりました。
医学の道を進む中で、人間の営みの基盤となる「食」に関わる消化器に興味を持ちました。そして、消化器癌の恐ろしさとともに、内視鏡を用いた早期発見・治療が可能な領域であることを学びました。特に、内視鏡治療で完治が可能な「早期消化管癌」に対し、日本でESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)という革新的な治療技術が発展しつつある時期でした。
私は、県内トップクラスの内視鏡診療を誇る県立中央病院・島根大学医学部附属病院で研鑽を積み、ESDを含む内視鏡診療の技術を磨く機会に恵まれました。しかし、どれだけ治療技術が発展しても、治療が困難な疾患は未だ多く存在します。そこで私は、予防医学の大切さや、人生の最期に寄り添う緩和医療の重要性を強く意識するようになりました。
また、私を育ててくれた隠岐の島の皆様に恩返しがしたいという想いもあり、2015年に故郷に戻る決意をしました。隠岐病院では内科部長として5年間勤務し、それまで培ってきた消化器内科・内視鏡診療の技術を活かしながら、総合診療医の先生方とともに内科一般や終末期医療にも携わる機会を得ました。
離島医療では、限られた環境の中で「どこまで治療を行うべきか」を患者様・ご家族と相談しながら決める場面が多くあります。また、救急でヘリ搬送をすべきかどうかの判断、最期の時間をどのように過ごすかの選択など、患者様やご家族の生活や想いに寄り添う診療の大切さを日々感じました。
そして2020年より、父の後を継ぎ宇野内科医院の院長として診療を行っています。父が築いてきた診療に、私が培ってきた診療技術を加えることで、より手厚い医療を提供できると考えています。
現在は、隠岐病院で週1回の内視鏡治療を継続しながら、当院では内科一般診療、予防医学、訪問診療を行っています。特に訪問診療では、患者様の生活やご家族の背景を深く理解しながら診療できることに大きなやりがいを感じています。
また、自宅での看取りは、ご本人・ご家族双方の満足度が高く、最期の時間を穏やかに過ごせるという大きなメリットがあります。今後は、訪問診療・在宅医療にさらに力を入れ、地域の皆様が安心してご自宅で過ごせる環境を整えていきたいと考えています。
これからも、専門性の高い診療と、患者様一人ひとりに寄り添う温かい医療を大切にし、皆様の健康を支えてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
宇野内科医院 院長 宇野 吾一
院長の経歴まとめ CAREER
学歴
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1995.03
島根県立松江北高等学校 卒業
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1996.04
島根医科大学医学部 入学
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2002.03
島根医科大学医学部 卒業
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2010.04
島根大学医学部大学院 入学
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2015.03
島根大学医学部大学院 修了
職業歴
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2002.05 - 2003.05
島根県立松江北高等学校 卒業
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2003.06 - 2005.03
県立小野市民病院 内科 医員
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2005.04 - 2010.03
県立中央病院 消化器科 後期研修医・医員
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2010.04 - 2014.08
島根大学医学部附属病院 消化器肝臓内科 医員
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2014.09 - 2015.03
出雲市立総合医療センター 内科 医員
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2015.04 - 2020.09
隠岐広域連合立隠岐病院 内科部長
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2020.09 - 現在
医療法人宇野内科医院
専門分野
・消化器内科
・内視鏡診療
・一般内科診療
資格・所属学会
・医学博士
・日本内科学会 総合内科専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本内視鏡学会 内視鏡専門医
初診の方の流れ FLOW
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01
予約
診察のご予約はお電話(08512-2-2572)にて受け付けています。予約なしでも受診可能ですが、予約優先のため、待ち時間が長くなる場合があります。
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02
受付
ご来院されましたら、受付にお声がけください。マイナンバーカードと保険証が結び付いている場合は、マイナンバーカードでの受付が可能です。結び付けがまだの方は、従来の保険証とマイナンバーカードをご持参ください。
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03
看護師の問診
初診の方は、診察前に看護師が問診とバイタル測定を行います。症状に応じて、診察前に必要な検査を行うこともありますので、ご協力をお願いいたします。
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04
診察
医師による診察を行います。血液検査がない場合は予約時間から30分以内を、血液検査がある場合は1時間以内の診療を目指していますが、重症の患者様を優先することがありますので、時間が前後することがあります。
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05
お会計・処方箋のお渡し
診察後、受付でお会計と処方箋をお渡しします。当院で扱いのないお薬は院外薬局での処方となります。処方箋を事前にFAX送信し、薬局での待ち時間を短縮することも可能ですので、ご希望の方はお申し付けください。